フリーター、家を買う。


「フリーター,家を買う」

 有川浩 作

 幻冬舎文庫

 

現在求職中なので,私にとっては旬の小説でした。

求職中といっても,無職ではありません。一応主婦の肩書があります。

でも,「主婦です」と胸を張って言えるほどのことはしていません。

主婦にもプロとかアマとかあればいいのになあなんて考えます。

でも,プロだから仕事がきっちりしているとか,アマだからいい加減でいいというわけでもありません。

いっそ家政婦と割り切って,徹底的に働いてみるか…なんてことを考えてみたり。

一生懸命スーパーのチラシを見て,特売のモノを買ったけど,総額で130円のお得…ということは今日の私の賃金は130円?…いやいや,主婦は24時間営業だから,最低賃金×24時間で…。

こんなことをまとめたら,本が一冊書けそう!…でもそれを読みそうな主婦は,こんな夢のない話にお金は払わないから売れないね…。

しょうもないことばかり考えてしまいます。

そうだ,献血にでも行ってくるか!…と突拍子もないところに着地し,今日のところは考えるのは終わりにして,「蛍の光」を流そうと思います。